認定低炭素住宅
みなさんは「認定低炭素住宅」をご存知でしょうか?
長期優良住宅やZEH ゼッチ (ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)についてはテレビCMでも見聞きするので、これから家づくりをしようという方なら知っているかもしれません。
低炭素建築物の新築等計画の認定には、外皮性能の省エネルギー基準への適合に加え、一次エネルギー消費量が省エネルギー基準よりも10%削減できること、低炭素化対策を採用していることが要件となります。
言葉で読むとわかりづらいですが、木造住宅を新築する場合
1、省エネ法で定める省エネルギー基準の一次エネルギー消費量の10%を超える省エネ性能を有すること
2、節水対策をすること(節水便器などの導入)
他にも条件はありますが、木造住宅を新築するのであれば条件はこの2つだけでも認定がもらえます。
1の一次エネルギー消費量を10%削減することは難しいと思われがちですが、現在は断熱材や設備の性能が国の基準を上回っているので、大きなコストや手間をかけなくても省エネルギー性能の基準を満たす家を建てることが可能です。
また、そこから10%削減することもそれほど大変なことではないのです 。
低炭素住宅は、比較的認定が取得しやすく、認定を受けることで税制優遇や補助金、フラット35Sが利用できると言った、長期優良住宅に匹敵するメリットがあります。
長期優良住宅やZEHに比べると存在が薄いですが、特徴を知って利用することで大きなコストをかけること無く、快適で省エネルギーな住宅を手に入れることが出来るかも知れません。